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交通事故の早期解決事例!2日で解決・1週間で提示額約5倍の成立 ほっかい法律事務所横山 尚幸※横山尚幸弁護士は令和3年6月30日をもって当事務所を退所いたしました。本記事は当事務所在籍中に執筆したものです。以前当所が受任した交通事故の案件で、スピーディーかつ適切な示談提案で早期解決した事例がありましたので、ご紹介させて頂きます。
事例➀(示談交渉、2日で早期解決した事例)
事例➀は、ある日曜日に初回相談を受け、そのまま受任することになった事案でした。
既に治療は終了し、保険会社から当初提案もなされていた事案でした。当初提案の内容を見る限り、弁護士が介入すれば、約50万円増額が望める事案でした。
相談者様は、産休中の兼業主婦の方で、事故後約4ヶ月間通院していたのですが、期間に見合う主婦休損(主婦としての休業損害のことです。詳細は主婦の休業損害についてをご参照ください)と、通院慰謝料の提案を受けることができていませんでした。
受任した翌月曜日に、裁判所基準に賠償額を算定し、受任の通知とともに提案をしたところ、翌火曜日に相手方保険会社から連絡がありました。
増額を求めた慰謝料と主婦休損に関し、保険会社から、慰謝料については請求額満額、主婦休損についても弁護士が想定していた範囲内という好条件の回答がありました。
結果として受任からわずか2日後の時点で、当初提案から約56万円増額した内容での示談が可能という状況になり、その後の示談書締結・支払手続へとすぐに進みました。
最終的に、受任から11日後には依頼者様の口座に賠償金が振り込まれました。
事案➀は、弁護士費用特約がない事案でした。それでも、弁護士費用を差し引いて手取りで約36万円アップの賠償金を受け取ることができました。
事例②(示談交渉、1週間で早期解決した事例)
事例②は100%相手方に責任がある事故で、依頼者様は約3か月半通院し、治療を終え、保険会社からの提案を受けたという事案でした。
相手方保険会社からの当初提案は、裁判実務において用いられている賠償基準に則れば、少なくとも40万円以上は認められると見込まれました。
そこで、受任後ただちに、相手方の保険会社に対して増額の提案を行いました。
その後、交渉期間わずか一週間で、想定どおり40万円以上増額した内容で示談することができました。
こちらの案件も、迅速かつ十分な内容で補償額の増額に成功した好例といえるかと思います。
交通事故に関してお悩みの方は当事務所までご相談ください
2日間や1週間で解決する事案は稀ですが、スピーディーにかつ適切な示談提案を行うことで、短時間で十分な賠償金を獲得することが可能な事案は少なくありません。「弁護士に頼む=時間がかかる」ではないということです。
また、事例➀事例②のように通院期間が3ヶ月~4ヶ月の事案でも、保険会社からの提案内容次第では、弁護士費用を支払っても、最終的な受領金額の増額が見込める事案がございます。
相談者様からは、インターネット等で色々調べて、自分で裁判所基準に従った金額を保険会社に提案したが、保険会社からは、弁護士が入らない限り裁判所基準を用いないと回答されたと伺ったこともございます。
「保険会社から示談の提案を受けたら、弁護士にチェックしてもらう」ということを頭の片隅に入れておき、まずは弁護士にご相談されることを強くおすすめします。
ほっかい法律事務所では交通事故につきまして、面談による無料相談及び電話による無料相談(※北海道内の方のみ)を行っておりますので、示談提案を受けられましたらまずはお気軽にご相談いただければと思います。