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入所のご挨拶 ほっかい法律事務所横山 尚幸※横山尚幸弁護士は令和3年6月30日をもって当事務所を退所いたしました。本記事は当事務所在籍中に執筆したものです。当ブログをご覧の皆様,はじめまして。
このたび新規入所しました弁護士の横山尚幸と申します。
皆様に信頼される弁護士になれるよう、日々精進してまいる所存ですので、なにとぞよろしくお願いいたします。
私は、裁判所に勤めていた祖父の影響で、幼いころから法律に関わる職業に興味を持ち、弁護士や検察官、家裁調査官が主人公になったドラマなどを母と一緒に見ていました。
その影響もあり、小学校の卒業アルバムの「将来の夢」というページには、『弁護士』と書いてあります。ただ、この夢は、今となっては、どうして『弁護士』と書いたか覚えていないほどの漠然としたものでした。
法曹になることが具体的な目標になったのが、大学1年生のときです。
進路を悩んだ際、たまたま手に取った本で、冤罪事件など社会で起きている法律問題の存在を知り、その理不尽さに憤りを覚えると同時に、法律問題に立ち向かう法曹の姿に惹かれたことがきっかけとなり、法曹を目指すことを決意しました。
法曹の中でも裁判官・検察官ではなく、弁護士になりたいと思うようになったのは、正直なところ司法試験合格後です。
修習などで、『今』起きている紛争を目の当たりにし、『現』に悩んでいる人の生の声を聞き、改めて、学生時代に教科書などで見た事例の背景に、実際に法律問題で悩み苦しんでいる人が存在していることを認識しました。私にとって、法律問題が教科書の中から出てきた瞬間でした。
実際に悩んでいる人を目の前にし、法曹の仕事が人の人生に重大な影響を与える仕事であることを実感したとき、依頼者の一番近くで仕事ができる弁護士に魅力を感じました。
依頼者と関わる時間が一番長いという弁護士の特徴を生かして、依頼者に寄り添い、依頼者の悩み・辛さを理解した上で、依頼者の思いを的確に伝えられる弁護士になりたいと思っております。
もとより未熟者ではございますが、目標とする弁護士像に少しでも近づけるよう、当事務所の尊敬する先輩方、札幌弁護士会の多くの素晴らしい弁護士のご指導を賜りながら、一歩ずつ成長していきたいと思っております。
一所懸命、努力させて頂きますので、どうぞよろしくお願いいたします。